Delicious(給食だより)

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5月16日(木)の給食 黄色の食べものの仲間(じゃがいも)

 今日の給食には「じゃがいものそぼろ煮」が出ています。じゃがいもは、今から約400年前にインドネシアのジャカルタから日本に伝えられました。

 いも類には、風邪などに対する抵抗力をアップしてくれるビタミンCやおなかの中をきれいにしてくれる食物繊維がたくさん入っています。しかし体を動かすエネルギーになる栄養素もたくさん含まれているので、黄色の食べものの仲間です。フライドポテトやポテトチップスなど油で揚げた料理は、カロリーも高いので食べる量に気を付けましょうね。

5月15日(水)の給食 赤の食べものの仲間(牛乳)

 給食には毎日牛乳が出ていますね。食生活が豊かになった日本人の食事でも、大きく不足している栄養素が「カルシウム」です。牛乳はカルシウムをとるのにとてもよい食品です。特に成長期のみなさんは、一年に何センチメートルも身長が伸びる人もいます。成長に必要なカルシウムを取るためにも、毎日の牛乳は欠かせません。また、牛乳には神経を落ちつかせる働きがあります。疲れてイライラしている時など、ホットミルクがおすすめです。

 苦手な人も多い牛乳ですが、できるだけ飲むように心がけましょう。

5月9日(木)の給食 卵の栄養

 ぽかぽかと温かい日が続き、野山にはいろいろな山菜が出始めます。芽吹きのパワーをたっぷり秘めた山菜は、たくみの里などの直売所にも並び始めます。

 今日の給食では、山菜おこわにしました。春を感じながら食べてください。

 今日は卵の栄養について紹介します。卵には、みなさんの体をつくる働きがある「たんぱく質」がたくさん含まれています。卵のすごいところはたんぱく質だけでなく、ビタミンや鉄分、脂肪などいろいろな栄養素がバランスよく含まれているところです。そのため卵は「たんぱく質の王様」ともいわれています。栄養満点の卵を食べて、強くしなやかで、丈夫な体を作りましょう。

5月7日(火)の給食 赤の食べものの仲間(魚)

 今月の給食目標は「赤緑黄色の食べものを知ろう」です。食べものは働きによって赤緑黄色の3つに分けることができます。どんな食べものがどのグループに入るか献立表や給食黒板で確認してくださいね。

 今日の給食に出ている魚は赤の食べものの仲間です。赤の食べものの仲間には、私たちの体をつくる働きがあります。魚の他にも、肉や卵、大豆、牛乳、小魚、海そうなどがあります。これら赤の食べものの仲間は、成長期のみなさんの体にはとても大切なので、欠かさず食べてください。今日は ますの塩こうじ焼きです。塩こうじに漬けることでうま味が増しておいしく仕上がっています。魚が苦手な人も食べてみてくださいね。

5月2日(木)の給食 行事食:端午の節句

 5月5日はこどもの日です。こどもの日は、「端午の節句」ともいわれます。こいのぼりをあげたり、鎧兜を飾ったりして、子どもが元気に育ったことへの感謝や、これからも大きく成長してほしいとの願いをこめて、お祝いをします。

 今日の給食では「たけのこごはん」が出ていますね。たけのこは一日に何センチも成長します。給食センターでは、みなさんが「たけのこ」のようにグングン元気に成長してくれることを願って「たけのこごはん」を出しました。たくさん食べて大きくなってくださいね。

5月1日(水)の給食 行事食:八十八夜(はちじゅうはちや)

 今日は八十八夜の行事食です。2月4日の「立春」から数え、88日目にあたる日が「八十八夜」です。「夏も近づく八十八夜~」と歌われているように、八十八夜を過ぎるとすっかり暖かくなることから、天気予報のなかった昔は農作業を行う目安として重要な役割をもっていました。お茶の葉に収穫が始まることから、この日につんだお茶は縁起がよいとされ、八十八夜にお茶を飲むと長生きをするともいわれます。

 今年の八十八夜は、今日5月1日です。今日は八十八夜の行事食で抹茶を使った「ささかまぼこの抹茶あげ」です。お茶の香りを感じながら食べてくださいね。

4月30日(火)の給食 食器の返し方

 給食を食べ終わった後、みなさんはていねいに後片付けをしていますか? 食器を乱暴に扱ったり、配膳台の上にこぼれた食べものがそのままだったりしていませんか。食事中のマナーも大切ですが、後片付けまでていねいに行いましょう。

 おぼんの間にストローやジャムの袋が挟まっていたり、食器にごはん粒が残っていたりすると、機械の故障や調理員さんが洗うのに時間がかかってしまいます。

 みなさんの給食は毎日、調理員さんが心を込めて作っています。感謝の気持ちを表すためにも、後片付けまでしっかりしましょうね。

4月25日(木)の給食 季節のさかな:ニシン

 給食ではいろいろな魚がいろいろな料理に使われていますね。海に囲まれた日本では、季節によってとれる魚の種類も変わります。その時期においしい魚をみなさんに紹介しています。

 今日の魚は「ニシン」です。ニシンは冷たい海に住んでいますが、春になると卵を産むために北海道に現れます。「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれ、俳句では春の季語としても登場します。ニシンの卵は、お正月に食べられる「数の子」です。

 今日の給食は甘辛く煮付けた「ニシンの照り煮」です。骨までやわらかく煮てあるので魚が苦手な人もまるごと食べられると思います。